日常健康チェック

水虫の話

どんな病気?

mizumusi 蒸し暑い季節がやって来ました。水虫の活動も活発になります。
水虫は「白癬菌」というカビ(真菌)が、足の指の間や足の裏の皮膚や手、頭、爪などに住みつくためにおきる感染症です。
白癬菌の種類によって症状が違い、頭は『しらくも』、胴体は『たむし』、股は『いんきんたむし』などと呼ばれています。特に爪に感染した『爪白癬』の場合は「がんこ」です。
高温多湿を好み、梅雨から夏にかけて盛んに繁殖します。最近は冬でもコタツなどで足を温めるので油断なりません。
長時間、むれやすい靴を履いたまま仕事をしたり、汗にぬれた靴下をはいたままでいたりしないで、家庭や職場でも素足やスリッパなど通気性のよいものに履き替えましょう。
家族に水虫患者がいる場合、家族全員が水虫に罹る心配があります。
感染源として可能性が高い家族で共用するスリッパ、サンダル、浴室のマットなどはこまめに取り替え、日光や熱湯、消毒用薬剤などで殺菌するよう心がけて下さい。

どんな治療をするの?

水虫は「白癬菌」の証明と、特に『爪白癬』の場合は長期の内服治療が必要なので、皮膚科を受診することをお薦めします。
強い痒みやじゅくじゅく、爪の変色などの症状があり、患部より「白癬菌」が証明されて、患部が爪以外の場合はまず外用薬より開始されます。
爪白癬』の場合、爪の角質層が白癬菌をガードしていて、外から薬を塗っても白癬菌がいる角質層深部までは非常に浸透しにくいので内服薬が選択されます。完治させるためには、症状がおさまってからが勝負です。
外用薬、内用薬とも『爪白癬』を殺すものでなく、発育を押さえる薬なので、皮膚の細胞が完全に入れ替わる約3ヶ月、また爪白癬の場合爪が完全に生え変わる約6ヶ月は、根気よく治療することが完治への早道です。
白癬菌は皮膚や爪よりはがれた断片の中でも、皮膚や爪のケラチンがあれば生き長らえるほど頑固者です。スリッパ、タオルなどについて他人に感染するのそのためです。

  • 長期に外用薬を塗ったり、内服薬を飲んだりしなくてはなりません。
    症状が無くなったのでと自己判断で、服用を中断したり、やめたりは絶対に避けてください。
  • 医師・薬剤師の服薬指示を守って下さい。
    治らないとき、副作用らしき症状があったとき必ず早めに相談しましょう。