日常健康チェック

生活改善薬(育毛促進剤)

勃起不全治療薬について
経口避妊薬について

「生活改善薬」とは?

あまり聴きなれない言葉かもしれません。感染症のくすりや、血圧や心臓などの循環器系くすりとか、糖尿病の治療のために使うような薬ではなく、それほどの不自由や苦痛もない日常生活を、より快適に過ごすためのくすりを「生活改善薬」といいます。
正確な定義は見当たりませんが「命にかかわる病気ではないが、人によっては、気になる体の症状や生活習慣を改善する薬」と言うことになります。
育毛促進剤、禁煙補助ガム、禁煙補助貼付剤、性機能不全治療剤、経口避妊薬(低用量ピル)などがあります。いずれも保険では使用出来ません。
禁煙に関することは、この「まつやくホームページ」の”禁煙運動“や”日常健康チェック<禁煙・喫煙の話>“にありますので、ここでは育毛促進剤などについて触れることにします。

育毛促進剤について

  • ikumouzaiヘアサイクル:
    人間の髪の毛の、発毛・脱毛のサイクルは4~5年(あるいは2~6年とも)といわれます。この「ヘアサイクル」は分裂が盛んでぐんぐん伸びる時期と、殆ど成長しなくなる「退行期」完全に成長が止まり髪の毛が抜けてしまう「休止期」があります。
    薄毛やハゲの原因は、この「ヘアサイクル」がストレスなどの原因で短 くなり(1~2年)髪の毛が完全に成長する前に抜けることで起こります。ハゲは勿論遺伝的要素の大きいものでもあります。
  • 育毛のメカニズム:
    髪の毛が育つ基の細胞を「毛母細胞」といい、かってはこの細胞が育毛のターゲットでしたが、最近「毛乳頭」がクローズアップされ、これが「毛母細胞」に増殖の指令を出す重要な役目を持っていることがわかりました。
  • 男性ホルモンと脱毛:
    男性型(壮年型)脱毛症は遺伝と男性ホルモンの影響が大きいといわれます。「毛乳頭」にある男性ホルモン受容体は他の部位の「毛乳頭」と異なり、男性ホルモンの刺激に対して脱毛の指示をします。しかしなぜ、場所ごとに違う指示を送るのかは判っていません。
  • どうしたらよいの?:
    毎日必ず洗髪をして頭皮を清潔に保ちましょう。1日に50~100本の抜け毛は自然なことです。適切なシャンプーを選び頭皮を十分マッサージして血 行促進することが大事です。十分な睡眠と栄養のバランスがとれた食生活、ストレスをためないこと や禁煙も勿論大事です。最近は、「ミノキシジル」を成分とした壮年性脱毛症における発毛に効果 のあるという発毛剤が販売されています。(リアップー大正製薬) この発毛剤はどなたにも効果があるというわけではありません。 ○ 女性の方 ○未成年者(20歳未満の方) ○壮年男性以外の方 などには不適です。

脱毛症の種類を判断するのが困難な場合や、どのような発毛剤があるか判らないときは、 必ず薬剤師にご相談下さい。