日常健康チェック
コンタクトレンズ
コンタクトレンズとは?
網膜の中心にピントが合わずに像がぼやけて見える場合、屈折異常(近視、遠視や乱視)が考えられます。
屈折異常は大変不便なもので、これを直すために古くから、メガネが用いられてきました。
最近は、眼科医療の発達により小さくて軽いレンズ開発され、手軽に目の角膜の表面に装着することによって屈折異常の矯正が出来るようになりました。
メガネは取り扱いが簡単でファッション性が高い。
コンタクトレンズは視力矯正力に優れ視野が広いといわれます。
美容上も顔のイメージも変えずスポーツにも向いています。
反面、朝晩のレンズの装・脱着などが面倒な点が上げられます。
コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズの種類には、大きく分けてハードコンタクトレンズとソフトコンタクトンズがあります。
ハードレンズは標準的なレンズと、酸素が透過しやすいレンズに分けられます。
ソフトレンズは軟らかく水を含んで(38~70%)いるため装着間が良いため、最近特に普及して来ました。
最近はいわゆる使い捨てレンズが普及してきました。
今のところソフトタイプのレンズだけが商品化されています。
コンタクトレンズで気をつけること
初めてコンタクレンズを使用する場合、慣れるまで装着不良を起こしたり、角膜を傷つけないよう注意します。
更に、角膜の表面は常に涙液によって一定の潤いが保たれています。
乾燥させないよう専用の点眼液を用意しましょう。
また、夜間は涙液の分泌がとまり、更に大事な酸素不足を起こさないためにもコンタクトレンズは原則としてはずすこと、使用しているコンタクトレンズは目の分泌物や細菌などの汚染が避けられないので、角膜の安全性のため常に配慮を怠らないようにしましょう。
長時間のコンタクトレンズの装着により酸素不足を起こすと角膜周囲の充血や角膜ビランやレンズについたタンパク質の汚れから巨大乳頭結膜炎などが起きることがあります。
異物感、乾燥感、目の充血などの異常を感じたら直ちに眼科医に相談しましょう。