肥満のはなし
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1. 肥満も病気?
肥満そのもの自体は過食、運動不足などが引き起す一種の身体現象と言えますが、肥満の人が持つ病気の割合(有病率)は非常に高く、糖尿病高血圧症虚血性心疾患高脂血症、高尿酸血症、悪性新生物(がん)などが合併し易い病気で「生活習慣病」の一つに数えられています。
2. 標準体重とは!
現在は、標準体重=身長(m)×身長(m)×22 で計算します。 22は肥満指標でBMI(Body Mass Index)といい、医学的根拠を持つ、国際的に用いられている体格の指標で、標準数値をあらわしています。
体脂肪量ともよく相関するとも言われています。
BMIの計算方法は  BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)} (日本肥満学会では26.4以上が肥満という。肥満度は次の計算式です)  肥満度%=(実測体重―標準体重)÷標準体重×100
BMIと肥満度との関係 
BMI 19.8  22  24.2  26.4
肥満度 -10% 標準体重 +10% +20%
  (これ未満はやせ)   (これ以上過体重) (これ以上は肥満)
            
3. 肥満症にならないために!
生活習慣病のなかで肥満症は他の習慣病を悪化させたり、コントロール不良や不能にしたりして、まさに「生活習慣病」のリーダー格です。
生活習慣病以外に、脂肪肝、胆石症、Pickwick病・睡眠時無呼吸症候群、変形性股関節症、不妊症・子宮ガンなどにも関係しています。
食事などで摂取するカロリーが、消費するカロリーより多いと肥満になるわけですから、食べ過ぎや運動不足にならないように気をつけることが一番重要なことです。肥満していない人は脂肪の蓄積量により食欲がうまくコントロールされています。脂肪を蓄積する脂肪細胞から食欲を抑えるホルモン(レプチン)が分泌されているからです。
肥満者ではこの食欲抑制ホルモンがうまく働かなくなっているのです。
食事のカロリー制限   食習慣の改善  中程度の運動  など 強い意志で減量に挑戦しましょう。
肥満症の治療として、食事、運動、行動修正療法のほか薬物療法や外科的療法もありますがまず手近な方法から始めましょう。
※ [行動修正療法とは] ※
 日常生活のなかのどんな行動が肥満と結びついているかを明らかにして行動を修正する方法です。
 @食事日記 
 A習慣行動評価表 
  B体重記録とグラフ化体重日記 などをキチンとつける。