アレルギー性結膜炎
前に戻る
イラスト1.アレルギー性結膜炎とは?
アレルギー性結膜炎とは、目の結膜に付着したスギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉、ダニ・ハウスダストなどによって引き起こされるアレルギー性疾患で目のかゆみ・充血・メヤニ・流涙、目がゴロゴロなどを引き起こします。
引き起こす原因となる物質は、アレルギー性鼻炎と殆ど同様で、一年を通して起こる通年性(ダニ、ハウスダストなどによる)、ある季節にだけ起こす季節性(花粉などによる)があります。
アレルギー性鼻炎との合併率は6〜7割と非常に高く、その外にも蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、気管支喘息でも高い合併率を示します。
  ⇒アレルギー性鼻炎
最近は、コンタクトレンズを装着する人が増え、レンズについた汚れが原因でアレルギー性結膜炎を起こす人が増えています。
  ⇒コンタクトレンズ
  
2. 予防は?
花粉やダニなどによるアレルギー性疾患の予防は原因が判っているのですから、それから避ける事がもっとも大事です。
花粉情報をよく知って、花粉が多く飛びそうな日は外出を避けたり、やむなく外出する場合は、メガネ(ゴーグル)、帽子、マスクを使用しましょう。
家に帰ったら衣服の花粉、埃は出来るだけ払い落としましょう。
場合によっては、花粉が多い時期に転地療法も有効です。

   
3. どんな治療がありますか?
アレルギー性鼻炎と同じ抗アレルギー点眼液及びステロイド点眼液があります。
抗アレルギー剤は効果を発揮するまで多少時間がかかりますが安全性は高い薬剤です。
ステロイド剤は強力な消炎作用、抗アレルギーを有していますが、緑内障、角膜ヘルペスの再発、真菌感染などの重篤な副作用を起こすことがありますので慎重を要します。
点眼薬で効果不十分の場合、内服薬を併用します。
アレルギー性鼻炎と合併している場合も薬の種類は殆ど変わりませんので、別々の薬が処方されることはありません。
特に、点鼻薬、点眼薬の場合主成分は同じでも製剤の方法は異なります。
点鼻、点眼薬両方を処方された場合、使用する部位と薬の名前はゼッタイに間違えないで下さい。