生活習慣病対策-コレステロールのはなし
1. 生活習慣病とは?
生活習慣が基礎にある病気で、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行にかかわった病気で、予防が可能であり、早くから予防に心がけ、病気の発症を防ぐことが重要です。
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生活習慣病
2. コレステロールとは
コレステロールは、脂質の一種の遊離脂肪酸で、細胞膜、胆汁酸、各種ホルモン、ビタミン、ビタミンDの前駆体の原料で、健康な体を維持するために無くてはならないものです。
食事からも摂取されますが、それよりはるかに多い80%もの量が肝臓と小腸で合成されています。
しかし、食生活の欧米化により、コレステロールの原料となる動物の脂の飽和脂肪酸やカロリーの摂り過ぎや、また必要以上に肝臓でコレステロールを作りすぎたり、食べ物からコレステロールを摂り過ぎのために、肝臓はコレステロールの生産を抑え、コレステロールのバランスが崩れるために、血中コレステロール値が高くなり、高コレステロール血症、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こしているのです。
3. 善玉(LDL)コレステロール、悪玉コレステロール
HDLは善玉、LDLは悪玉という常識みたいなものが出来ていますが、本来悪玉、善玉もない、どちらも必要不可欠なもので、健康の味方です。
HDL、LDLとも体に絶対に必要な物質です。LDLは、コレステロールを体内の隅々までコレステロールを運搬する役割を担う物質です。HDLは、身体に不用なコレステロールを回収して肝臓に戻し、コレステロールを再利用させる役目をしています。ただ、コレステロールを運ぶだけのLDLに対し、コレステロールを回収する機能を持つために、HDLは善玉と呼ばれているのです。
ちなみに、動脈硬化性疾患診療ガイドラインでは、下表の通りです。
高脂血症診断基準(血清脂質値、空腹時採血)(2002.07.19)
高コレステロール血症 総コレステロール値 220r/dl以上
高LDLコレステロール血症 LDLコレステロ−ル値 140r/dl以上
低HDLコレステロ−ル血症 HDLコレステロール値 40r/dl未満
高トリグリセリド血症 トリグリセリド(中性脂肪)値 150r/dl以上