骨粗しょう症のはなし


- 1.どんな病気?
- 骨がスカスカになり、骨折をし易すく、しかも骨全体が弱まってしまう病気なので、一度折ってしまった骨はなかなか元に戻りにくいものです。骨折が原因で日常の生活行動が大きく制限され、しまいには寝たきりになってしまうことが大きな問題になっております。
わが国には、骨粗しょう症の患者さんは、女性が約800万人、男性が約200万人と推定され、高齢化社会が進むにつれさらに増加する傾向にあります。
骨粗しょう症には、大きく分けて二つのタイプがあります。
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原発性骨粗しょう症:原因が判っていませんが、中でも多いのは、閉経を迎えた50代から70歳代間での女性に多い閉経後骨粗しょう症、それ以降の高齢者に見られる老人性骨粗しょう症です。
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後発性骨粗しょう症:原因が判っているもので、各種内分泌疾患、胃切除、ステロイド性骨粗しょう症などが知られています。
- 2.どんな症状?
- 初期のうちには特に症状はありません。進行期になると腰背部に痛みが発生し出します。その痛みとして安静時の痛み、前屈時の痛み、歩行時の痛み、寝返り時の痛みなどがあります。
骨折しやすくなり、その部位は大腿骨、脊椎、橈骨、肋骨などです。更に脊椎変形に伴う症状として、前傾姿勢になるため体のバランスが不安定になり、転倒し易くなり骨折や怪我の機会
- が増えます。

腹部膨満感による食欲低下、食事が喉につかえるなどの胸焼け感、急に起き上がれない、長距離の歩行困難、身長低下なども起ってきます。
- 3.骨粗しょう症の検査は?
- レントゲン撮影などで
・ 椎体骨折の判定
・ 腰背部痛の有無、椎体変形や骨密度の測定
- 4.どんな治療法がありますか?
- 食事療法、運動療法、薬物療法がありますが骨粗しょう症といわれていても食事、運動療法を心かけることは治療や進行防止のうえで大変重要であることに変りありません。
◎食事療法:骨粗しょう症の予防のために食事療法は基本的な栄養素を過不足なく摂取することです。更年期、老年期の骨密度減少を抑制するためには、最低でも1日600mgのカルシウムを摂取する必要があるといいます。
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運動療法:運動習慣を身につけ、適度に時間をかけて運動するのが良いといわれています。また、屋外に出て日光に体を当てて下さい。ビタミンDの産生が促進されます。散歩や買物でこまめに体を動かすことも大事です。
◎ 薬物療法:骨粗しょう症の基本的な治療法はあくまでも
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食事で十分なカルシウムを摂る。
A 運動をする。
B
日光を浴びる。
薬物療法と並行して少しでも効果を高めるため、これらの生活改善をいたしましょう。
- 5.骨粗しょう症の予防は?
- バランスのとれた食生活に運動とゆとりのある生活が、骨粗しょう症だけでなくすべての生活習慣病予防の基本です。
