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かかりつけ薬局

Q&A

 

 

 

 

・花粉症の予防方法は?また、悪化させない方法は?

 花粉症になっていない方は、花粉になるべく接しないことが大切です。また、すでに花粉症を発症している方も接する花粉は少なくした方が症状が軽く済みます。

 外出する際はマスク(吸い込む花粉を1/3~1/6程度に減らします)やメガネ(目に入る花粉を1/2~1/3程度に減らします)の着用、帰宅した際は、うがいや手洗いを行ったり、顔を洗ったりしましょう。

 また、洋服やコートは花粉が付着しにくい化学繊維のものを選ぶと良いでしょう。

・花粉症の薬はいつ頃から飲み始めると効果的?

 花粉症の症状が出始めた頃に飲み始めると、鼻粘膜の炎症が進んでいない為、粘膜の炎症を悪化させず、花粉症の重症化を防ぐことができます。花粉症の症状が出始めたらすぐに飲み始めると良いでしょう。

・花粉症は完治できるの?

 現在、減感作療法という治療法がありますが、完治する確率は高いとは言えません。

 

・溶連菌感染症ってなぁに?

 溶連菌とは、溶血性連鎖球菌という細菌です。その細菌が、主にのどに感染することで、扁桃炎や咽頭炎を引き起こします。のどの痛みと38℃以上の発熱、体や手足に発疹ができたり、舌にツブツブができるイチゴ舌になることがあります。

 

・溶連菌感染症の治療方法はあるの?

 細菌が原因で起こる病気なので、抗生物質が効きます。抗生物質を5日~10日間飲み続けます。10日間、抗生物質を飲み続けなくても自覚症状がなくなることもありますが、合併症を引き起こさない為にもしっかりとお薬は飲み切りましょう。

 

・溶連菌感染症を放っておくとどうなるの?

 心臓の弁膜に炎症を起こすリウマチ熱や腎臓に炎症を起こす急性糸球体腎炎といった合併症を引き起こすことがあります。早めに治療することが大切です。

 念のために治療が終わった後に尿検査を行うこともあります。腎炎になっていないかを確かめます。

 

 

 

 

 

・熱中症の予防方法は?

 室内や室外でも、まずはこまめに水分を補給することが大切です。汗をたくさんかいている場合は、塩分やブドウ糖が入った経口補水液を飲むことも良いでしょう。

 外出する際は、日傘や帽子等を着用したり、日陰に入ることを心掛けて直射日光に当たることを避けましょう。また、こまめに休憩を取ることも大切です。

 室内では、エアコンや扇風機を活用しましょう。また、室温や湿度もこまめにチェックして、室温や湿度が高くなっていないか確認しましょう。

 

・熱中症の初期症状は?

 体のほてり、頭痛、吐き気、めまい、立ちくらみ、倦怠感が起こります。また、ひどくなると、手足のしびれ、こむら返り、力が入らない等の症状が見られます。さらに重症化すると、けいれん、体が熱くなったり、おかしな返答をしたり、意識消失等の症状が起こります。

 

・熱中症の人を見かけたら?

 エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰等に運びましょう。また、衣服はゆるめて、首の回り、わきの下、 足の付け根等を冷やしましょう。経口補水液等で水分を補給させて下さい。なお、自力で水分が補給できない場合や 意識がない場合はすぐに救急車を呼んでください。

また、軽傷に見える場合でも力が入らず、自分でペットボトルのキャップを開けられない時は、脱水症状が進んでいることもあるので、医療機関を受診しましょう。

 

・ヘルパンギーナ、手足口病ってなぁに?

 ヘルパンギーナ、手足口病は、夏に流行する病気です。両者共にエンテロウイルスというウイルスが原因で発症し、発熱、口の粘膜に水泡ができ、のどの痛みがみられます。手足口病はさらに名前の通り、手のひらや足に水泡ができます。未就学児に多い病気です。

 

・ヘルパンギーナ、手足口病の治療方法は?

 ウイルスが原因なので、抗生物質は効きません。インフルエンザのように特効薬は無く、症状に応じた対症療法が 中心になります。

 

・プール熱、はやり目ってなぁに?

 プール熱は咽頭結膜熱、はやり目は流行性角結膜炎と言います。両者共にアデノウイルスというウイルスが原因となります。

プール熱は、発熱、のどの痛みがひどくなります。その他の症状は、ウイルスのタイプや患者さんによって症状も様々です。

はやり目は、目の痛みが強く、目のかゆみ、目の周囲のむくみ、目の充血を伴い、涙や目やにも出ます。

感染力が強く、接触感染で人から人にうつります。感染した方は、他人にうつさないように注意しましょう。

 

・プール熱、はやり目の治療方法は?

 ウイルスが原因なので、抗生物質は効きません。インフルエンザのように特効薬は無く、症状に応じた対症療法が 中心になります。

 はやり目は、症状に応じて抗菌薬の目薬やステロイドの目薬などを使用します。

 

 

 

 

 

・秋の花粉症の原因は?

 8~10月頃はブタクサやヨモギ等のキク科の花粉が飛散します。これが秋の花粉症の原因になっていることが多いようです。また、6月頃~飛散するイネ科の植物の花粉の中にも花粉症の原因になるものが含まれます。

 

・秋の花粉症のブタクサってどんな草?

 キク科の1年草です。帰化植物で元々は日本にはなかった植物です。開花時期は8~10月頃で、花粉は風が運ぶ風媒花なので、お花の見た目は地味です。日本の至る所に生えている雑草です。また、背丈がブタクサよりも高く、黄色の花を咲かせるセイタカアワダチソウと間違えられることが多いようです。

 

・知っているようで知らない、風邪ってなぁに?

 風邪の定義は難しいですが、自然に治るウイルスが原因の上気道の炎症と言うことができます。つまり、ウイルスが体に入ってきた為に、鼻水、咳、のどの痛み、発熱等の症状が急に、ほぼ同時に、同じ程度に起こったものを風邪と言います。

・風邪の原因は?

 風邪の原因はほとんどがウイルスです。200種類以上と言われている、様々なウイルスが原因になり、その例として、RSウイルス、コロナウイルス、ライノウイルス、エコーウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルス等が挙げられます。

 

・風邪に抗生物質は効くの?

 抗生物質は細菌に対して効きます。ウイルスと細菌はかたちが異なる為、ウイルスには抗生物質は効きません。  その為、風邪の原因はほとんどがウイルスなので抗生物質は効きません。

 

 

 

 

 

 

・インフルエンザの予防接種はいつ頃接種するの?

 インフルエンザは12月~4月頃に流行し、1月~3月にピークを迎えるため、流行し始める前の12月中旬までには接種し終えることが望ましいです。

なお、13歳以上は1回接種ですが、13歳未満は2回接種になっているので、13歳未満の方は早めの接種をおすすめします。

 

 

・インフルエンザの予防対策は?

 インフルエンザワクチンの接種によって、感染後に発症する可能性を下げたり、発症しても症状を重症化させないことが報告されております。

 その他の対策としては風邪の予防方法と一緒で、人混みを避けたり、マスクの着用、外出後のうがいと手洗い、適度な湿度を保ったり、十分な睡眠とバランスのとれた食事をとることが大切です。

 

・インフルエンザの治療法は?

 発症してから48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬を服用、使用すると回復が早くなります。抗インフルエンザウイルス薬は飲み薬や吸入、点滴があります。また、最近では、1度だけ飲めば効果が出るお薬も発売されました。

 

・ノロウイルスが原因の感染性胃腸炎って流行する季節はあるの?

 1年を通して発生していますが、特に冬に流行することが多く、12月~1月にピークになることが多いようです。 

 

・ノロウイルスの予防対策は?

 ノロウイルスは過熱に弱いため、加熱処理を行って調理することが有効です。特に、ノロウイルスの汚染の可能性のある二枚貝は、中心部が90℃以上で90秒以上の過熱を行いましょう。

 調理を行う前、食事の前、トイレの後は必ず石鹸を用いて手洗いを行い、清潔なタオルやペーパータオルで手を拭きましょう。なお、消毒用エタノールだけではノロウイルスを完全に倒すことができないので、あくまでも補助的なものとして捉えましょう。

 また、不必要に口や鼻の周りを触らないようにしましょう。

 ノロウイルス感染者の排泄物には非常にたくさんのノロウイルスがいます。そのような排泄物を処理する場合は、マスクや使い捨ての手袋を使用して処理を行いましょう。また、物や空間の消毒には次亜塩素酸ナトリウム配合のスプレーを使うと良いでしょう。

 

・ノロウイルスの治療法は?

 今現在、特効薬は開発されておりません。対症療法が行われ、脱水がひどい場合は点滴を行うことがあります。